【台湾ローカル旅】新竹・内湾老街をぶらぶら歩いてみた
ニーハオ〜こんにちは!
台湾人のホタルです🫶🏻
今日は台湾北部にある新竹(シンチュー)という町を紹介していきたいと思います。

台湾旅行というと。。。台北、台中、台南、高雄…この辺りが有名なんだけど、実はその途中にあるこの新竹という町は、台湾人の間ではよくこう言われています。
『美食砂漠(グルメ砂漠)』
…はい、ちょっとひどいだよね笑
でも実際、新竹は台湾でもかなり有名なハイテク都市ですよ!台湾のシリコンバレーとも呼ばれるほど、半導体やテクノロジー企業が集まっている町です!
なので、エンジニアさんが多い!仕事が忙しい!食事はとりあえず食べればオールオッケー!っていうイメージがついてるのか、
いつの間にかグルメの砂漠と言われるようになったとか!
ただし〜それは新竹市中心の話。
少し市街から離れると、実はすごく興味深い場所があるんです!
今日はその中の一つ。山の麓にある老街、『内湾老街(ネイワン老街)』を紹介します。
山の麓にある老街、人気な老街

内湾老街は新竹県横山郷にある小さな町。
台湾の老街って、平渓とか九份みたいに山の中にあるところが多いけど、内湾もまさにそんな感じ!
電車を降りた瞬間、市内まで感じていた新竹のハイテク都市の雰囲気はどこへやら。一気に、レトロな老街の空気に変わります。
内湾は昔、木材や炭鉱の輸送で栄えた町で、その名残で鉄道文化と客家文化が今でも残っています。
今は観光地として有名になって、週末になるとたくさんの人が訪れる場所。台北の老街ほど観光地化していない感じが、ホタル個人的にはすごく好きだった。
内湾老街の名物グルメ

台湾の老街に来たら、もちろん食べ歩きの一択ですよね。
ここは台湾の中でも、客家(ハッカ)文化が強く残る地域なので、他の老街とはちょっと違う、客家料理が多いのも特徴ですよ!
まずは一番有名なこれ!
野薑花粽(イエジャンホワゾン)

内湾老街で一番有名な食べ物が野薑花粽です!
普通の粽と違って、野薑花(野生のジンジャーリリー)の葉で包んで蒸します。
蒸した瞬間、ふわっと葉っぱの香りがする。中には糯米、豚肉、干しエビ、菜脯(大根の漬物)などが入ってて、食べるとほんのりスパイスの香り!普通の粽より、ちょっと軽くて食べやすい感じ。
ちなみに、この野薑花粽は昔農作業の時に、野薑花の葉でご飯を包んで食べたのが始まりと言われています。本当に〜山の人の知恵から生まれた料理ですね。
って、名物二つ目は、、、
草仔粿(ツァオザーグエ)、粉粿(フェングイ)と黒糖糕(ヘイタンガオ)

台湾の伝統的なおやつ草仔粿。緑色の皮は草の汁を混ぜたもち生地。中には大根、椎茸とお肉などが入ってて、外はもちもち中はしょっぱい系〜台湾のローカル市場でもよく見るけど、こういう老街で食べるとなぜかちょっと美味しく感じてる。
そして台湾のローカルスイーツといえば、粉粿。もちもちした食感が特徴で、黒糖シロップをかけて食べることが多いデザート。暑い日にはかき氷と一緒に食べるのが特に人気で、ツルッと食べられる台湾らしい甘味です!
もう一つよく內灣老街で見かけるのが、黒糖糕。黒糖を使った蒸しケーキのようなお菓子で、ふわっとした食感と優しい甘さが特徴。この道を歩きながら、ちょっと甘いものを食べたい時にちょうどいいおやつかも〜
こういう台湾昔ながらのお菓子が並んでいるのも、老街散歩の楽しみの一つだったりしますね〜
客家料理も忘れずに

內灣に来たら、もう一つ忘れてはいけないのが、客家(ハッカ)料理。台湾には客家人と呼ばれる人たちがいて、主に新竹、苗栗、桃園、台中の山あいの地域などに多く暮らしています。台湾では結構長い歴史を持つ民族の一つです。
そして客家料理には、ある特徴があります。
それが、味がしっかりしていること。
昔、山間部で生活していた客家の人たちは、農作業など体を使う仕事が多かったので、塩気が強く、ご飯が進む料理が多いと言われています。
また、保存食の文化も発達していて、漬物や乾物を使った料理が多いのも特徴!
内湾老街の周辺にも、こうした客家料理のお店がたくさんあります。
例えば、こんな代表的な料理があります⬇︎
客家麻糬(ハッカもち)

客家のもちは、日本のものより、かなり柔らかいのが特徴〜
ピーナッツ粉と砂糖をまぶして食べるのが定番で、その場で突き立てを出してくれるお店もある!できたてのもちは本当にふわふわ。
シンプルだけど、ホタル個人的には一番好きな一つです。大優勝だ!
客家小炒(ハッカシャオツァイ)

客家料理の代表格。
豚肉、豆干(固い豆腐)、セロリ、イカなどを強火で炒めた料理で、香ばしくて、とにかくご飯が進む味。
台湾の客家レストランに行くと、ほぼ必ず注文する一品。
梅乾扣肉(メイガンコウロウ)

これもかなり有名な客家料理。梅乾菜(干した高菜のようなもの)と豚の角煮を一緒に煮込んだ料理です。見た目はちょっと重そうですが、梅乾菜の香りのおかげで意外とさっぱり食べられる。
客家料理じゃなくても、台湾普通の家庭料理としてもとても人気のある一品だぞ〜こうした客家料理を食べながら、內灣老街を歩いていると、この町が今でも客家文化と深く繋がっている場所なんだなぁと感じてる!
続きまして、內灣老街の中、一つ秘密の基地をみんなに紹介したい!
それが、內灣國民小學(內灣小学校)。
內灣國民小學(內灣小学校)

老街を歩いていると、途中でちょっと気になる場所が出てきちゃいます!
それが、內灣國民小學。
内湾駅のすぐ近くにある小学校なんですが、まず目に入るのが、ちょっと特徴的な入口。

老街の中に突然現れるのが、まるで小さなお城みたいな門になっていて、その下の通路をくぐると、そのまま学校の中へと続いています。
観光で内湾を訪れる人の中には、この入口の前で写真を撮る人もよく見かける。

この建物の下を通るトンネルのような通路を抜けると、そのまま内湾国小の校内へ入ることができる。

山に囲まれた小さな町の学校なので、校庭のまわりには緑も多くて、どこかのんびりした雰囲気。
実はこの学校、1913年日本統治時代に設立された歴史ある学校で、100年以上の歴史があります。
先ほども紹介したんですけど、內灣はもともと、木材や炭鉱の運搬で栄えた鉄道の町だったため、この学校もそうした町の歴史と一緒に歩んできました。
ここで育つ子どもたちは、きっと毎日この山と鉄道の風景を見ながら通学してるんだろうなぁぁぁって、ちょっとここで想像してしまった。
最後、内湾に来たらもう一つ見てほしい場所があります。
それが、台鉄内湾線にある『合興駅』です。
台鉄内湾線にある合興駅

内湾駅の一つ手前にある小さな駅なんですが、実はここ、ちょっと特別な駅なんだよ!
合興駅は1951年に開業した駅で、もともとはこの地域で盛んだった木材や炭鉱の輸送のために作られた。しかし時代が変わって、輸送の役割が少なくなると、一度は廃駅になる危機もあったと言われている。
ところがその後、地元の人たちの協力によって駅は保存され、現在は観光スポットとして生まれ変わりました。
そしてこの駅が有名になった理由が、もう一つあります。
それが、「愛情駅(恋人の駅)」と呼ばれていること。

昔、この駅で待ち合わせをしていた学生カップルのエピソードがきっかけで、恋人たちの場所として知られるようになった。
今では駅の中にもハートのオブジェや恋愛メッセージのボードなどがあって、カップルの写真スポットにもなっている。
老街のにぎやかさとはまた違う、山の町のゆっくりした時間を感じられる場所。内湾老街に来たら、ぜひ一緒に立ち寄ってみてほしい駅です。
結論

新竹というと、どうしてもハイテク産業の町というイメージが強いけれど、こうして少し足を伸ばしてみると、山の中にはこんなにゆっくりした時間が流れる場所もあります。
老街をぶらぶら歩きながら、ローカルのおやつを食べたり。ハッカ料理を楽しんだり、小さな駅で電車を眺めたり、派手な観光地ではないけれど、こういう町の空気こそ、台湾らしい旅の楽しさなのかも!
もし新竹に来る機会があったら、ぜひ內灣に行ってみてください。きっといつもの台湾とはまた違う形式が見つかると思います!
台湾には、まだまだ知られていない町がたくさんあります。これからも少しずつ、ホタルの台湾ローカル旅を紹介していこうと思ってるので、よかったらフォローして、また読みに来てね♡
